オーラルケアの効果

オーラルケアとは歯磨きだけでなく、虫歯や歯周病予防のためにする口腔内のケア全般を意味します。歯科定期健診を受けることやご自宅での歯磨きだけでなく、規則正しい生活やバランスの取れた食事、よく噛んで食べることなどもオーラルケアに繋がります。

今回はオーラルケアをすることで、どのような効果があるのかをご紹介します。

 

オーラルケアの効果

お口のトラブル予防

お口のトラブル予防

正しく口腔ケアを続けることで、虫歯や歯周病などのお口のトラブルを予防することができます。また歯科定期健診を受けることで、予防や早期発見早期治療をすることができます。マスク生活で気になる口臭予防にもつながります。

 

全身の健康を守る

お口が身体に与える影響

お口のトラブルの中でも、特に歯周病は歯を失ってしまうだけでなく、糖尿病や心疾患、脳梗塞、誤嚥性肺炎、早産など様々な全身のトラブルを引き起こす原因にもなります。さらにお口の中が汚れていると、インフルエンザなどの感染症のリスクも高まります。

オーラルケアを続けることでお口の健康だけでなく、全身の健康維持にもなります。

 

QOLの向上

QOLの向上

QOLとはクオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life) 略称で、「生活の質」のことです。その中でも、普段私たちが当たり前のようにしている「自分の歯で食事ができる」ということはQOLの向上に大きくつながっています。

自分の歯でよく噛めるということは、おいしさをしっかり感じることができ、食欲増進、さらに唾液の分泌を促し自浄作用の効果や消化を助けます。いろいろなものを食べて栄養がしっかり摂れることで体力や免疫力を維持・向上することに繋がります。そのことによって元気で積極性が増すと会話が増える、表情が豊かになる、身体を動かすなど好循環につながります。。

 

歯科定期健診などでもオーラルケアの効果を教えてもらうこともあるかと思いますが、オーラルケアの正しい知識や情報を知ることで、お口への関心が高まり、モチベーションアップにもつながります。

6月は「歯と口の健康週間」もありますので、この機会にご自身のケアを見直し、いつまでも健康なお口で豊かな生活が送れることを目指しましょう。