栄養と健康なお口作りの意外な関係
健康なお口を維持するためには、歯磨きや歯科定期検診はもちろん大切ですが、様々な栄養素を摂ることも大切なのをご存知ですか?実は、歯や歯茎、唾液などそれぞれの働きが協力し合い、お口の健康を維持しています。強く健康な歯や歯茎を作るためには、様々な栄養素が欠かせません。
そこで今回は、栄養と健康なお口作りの関係についてご紹介します。
健康な歯や歯茎を作るために必要な栄養素
お口を健康に保つためには、単にカルシウムだけではなく、様々な栄養素が必要です。代表的な栄養素には以下があります。
歯の原料となる「カルシウム」:牛乳、乳製品、大豆製品、小魚など
歯のエナメル質を強化する「ビタミンA」:卵黄、レバー、バター、緑黄色野菜など
歯の象牙質を強化する「ビタミンC」:ブロッコリー、キウイ、イチゴ、芋類など
歯の土台を作る「たんぱく質」:魚、肉、卵、大豆製品など
カルシウムの吸収を助けて唾液の質を向上させる「マグネシウム」:海藻類、納豆、玄米など
しかしながら、現代の食生活ではこれらの栄養素が不足しがちです。加工食品やジャンクフードの摂取が増え、バランスの取れた食事が難しくなっていますので、意識して取り入れることが大切です。
加えて、食事の際には、食べ物を十分に噛むことも大切です。よく噛むことで唾液の分泌が促され、歯の健康を保ったり、栄養の消化吸収を助けることに繋がります。
食材だけ紹介しても、実際にどんな料理が良いか難しいですよね。下記に、健康な歯や歯茎作りに嬉しいレシピも公開されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Club Sunstar https://www.club-sunstar.jp/article/column/oral/4351/
まとめ
今回は、栄養と健康なお口作りの関係についてご紹介しました。
栄養のバランスが取れた食事は、お口の健康だけでなく全身の健康にもつながります。特に、お口が成長中のお子様には、これらの栄養素を積極的に取り入れると良いでしょう。
朝食を抜いたり、ジャンクフードなどが多いと感じる方はまずは食事から見直してみてはいかがでしょうか。好きなものと栄養のバランスを考え、お口とからだの健康を守りましょう。