お⼝のレントゲン

初めての歯科医院に行くと、お口の状態をみるためにお口のレントゲンを撮ることがあります。

安全性は⼤丈夫なのか、お口のレントゲンからどんなことがわかるのか、今回はお⼝のレントゲンについてご紹介します。

⻭科医院での主なレントゲンの種類

● パノラマ︓お口全体のレントゲン写真です。歯や顎の状態をみることができます。

● デンタル︓部分的なレントゲン写真です。小さいフィルムをお口の中に入れて撮影します。

● CT（シーティー）︓主にインプラントの治療に使⽤します。3次元的に顎全体の状態を確認できるので、特に精密な検査に使用します。

● セファロ︓矯正治療をはじめる際に、顔の骨格をみるために撮影します。矯正治療の計画などに使⽤します。

主に使⽤する、パノラマとデンタルからは以下のようなことがわかります。

・被せもので隠れている部分や、⻭と⻭の間などのむし⻭の状態
・⻭の根元部分が割れたり、ヒビが⼊っていないかなど⻭根の状態
・⻭周病の進⾏状況など、⾻の状態
・⻭の⽣え変わりや親知らずの状態
・⻭の根元などの膿や炎症がないかなど

⻭科医院でレントゲンを撮影するとき、放射線の安全性が気になる⽅もいらっしゃるかと思います。

下図は、⽇常⽣活を取り巻く放射線量を表したものです。⻭科用レントゲンでの放射線被ばくは、１⼈当たりの⾃然放射線（年間）⽇本⼈平均よりも低く、⼈体への影響はとても少ないといえます。

歯科用CT
歯や顎の骨の状態などが詳細に把握できる診断機器です。安全・正確な治療へと導きます。

デジタルレントゲン・パノラマレントゲン
従来のレントゲンより被ばく量が抑えられたレントゲンです。撮影時間も短く、患者さんの負担を軽減しています。

詳細は設備紹介ページをご確認くださいませ。
妊娠されている⽅など特に⼼配な場合は、お気軽にスタッフまでお声がけください。

参考

テーマパーク8020　 https://www.jda.or.jp/park/trouble/index22_04.html

東洋オンライン　https://toyokeizai.net/articles/-/180035

国⽴研究開発法⼈量⼦科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所　http://www.nirs.qst.go.jp/information/news/2013/0729.html